中央区民マラソン5km【レポ】
昨年、腕試しのつもりで初めて参加し4位。
区が運営しているので参加費が安く(800円)、8位以内に入ると割と豪華な賞品が頂けるという魅力的な大会。
加えて走力的に近い(突出して速い人はいない)ランナーが多い上にみんなガチで、勝負の醍醐味が味わえる貴重な機会。
そんな訳で本来であればフルマラソンに向けてロング走をしなければいけない時期ではあるが今年も来てしまいました。
家を6時45分に出て最寄り駅の月島へ。
月島駅周辺もコースの1部になるため会場までコースを確認しながら歩く。
大会自体は魅力的だがコースは最悪。
数え切れないほどの急カーブや段差、狭い路地に加えて、ぶち当たったら大怪我間違いなしの車止めのポールなど。。。
その上5kmマラソンなのに距離が200mほど足りない。
ということで事前にコースを知ることは大きなアドバンテージになる。
この時にラスト勝負になった場合の仕掛けどころも決める。
9時6分
5kmの部スタート
スタート直後はカオス。
会場のグラウンドを出て一般道に入った段階で15位前後。
200mほど走ると陸橋の登り。
登り終わったところで先頭集団は13名ほど。
WAKAは10位くらい。
陸橋を下って月島駅を過ぎると1km地点。
0-1km
3分39秒
これでもギリ先頭集団なのでかなりのスローペース。
昨年は3分36秒で先頭からはかなり離されていた。
1kmから2kmは、直角に曲がる箇所が4箇所のみであとは平坦な直線なのでこのコースの中では走りやすい。
にも関わらずペースが上がらない。
今日の出雲駅伝1区の3位集団ばりの牽制合戦。
誰も前に行こうとしない。
それでもこのペースを維持できないランナーもいて集団は9名に。
1-2km
3分39秒
2km過ぎ我慢できなくなった青シャツランナーが様子を見ながら少しずつペースを上げる。
このランナーは昨年3位でWAKAは5秒差で負けている。
集団の人数が多かったのでこの揺さぶりはありがたい!
結局この揺さぶりで集団は5名に。
2-3km
3分30秒
依然レースの主導権を握るのは昨年3位の青シャツランナー。
これに昨年準優勝のランナー、6位のランナーともう1人。
そして昨年4位WAKAの5名が先頭集団を形成。
前年チャンピオンはさっきの揺さぶりで振り落とされたようだ。
このまま最後までいくかと思われたが3.3km付近でレースが動く。
昨年の入賞ランナーでないと思われるランナーが突如スパート。
ゴールがあと100mかと思うくらいのダッシュ。
当然誰もつかない(つけない)
この1番苦しいところでこれだけのスパートをするということは相当な力の持ち主に違いないと思った。
一方でこのスパートは一か八かの賭けで2位以下のランナーの心を折るためのフェイクかもしれないとも思った。
”このまま逃がしていいのか?”という目で周囲を見る。
だが誰も出ない。
”ここは逃がしちゃダメだ”
直感的にそう感じた。
最後3位争いになった時のための脚は絶対に残しておくと自分と約束してペースアップ。
しばらくすると先頭との差が詰まってくる。
3.7km付近で追いつく。
こういう局面では休まずに一気に抜き去ると抜かれた相手は心が折れ脱落してくれるはずなので苦しいが頑張る。
そういう訳で一時的に先頭に立つ。
先頭に立てるとしたらラスト300mの直線だと思っていたので想定外の展開に。
でもまだすぐ後ろに荒い呼吸音がずっとついてくる。
3-4km
3分34秒
4kmを先頭で通過。
このコースは5kmないので残りは800mほど。
しかもラスト100mはグラウンド内の激狭コースなので抜くのは困難。
あと700m耐えれば勝てるかも!
相変わらず背後に1人か2人ついている。
事前のコース下見でラストスパートするならラスト300mの直線だと決めていたので追いつかれてもいいやと開き直る。
ラスト300mの直線にトップで入る。
ラストスパート
もちろんイメージは
中村匠吾
綺麗に決まった。
グラウンドに戻ってきた時にはそれなりのリードが。
グラウンドではMCの方が私の名前を連呼。
もう力は残っていなかったが。。。
何とかトップでゴール!!
4-4.8km
2分36秒
トータル4.8km
ゴール後
M高史のインタビューを受け(人生初)
ラジオ局の取材を受け(人生初)
有森裕子さんからメダルをかけてもらい
記念撮影をして
賞品を沢山いただきました
楽しかった!
来年も出よう!!
本日走行距離12km
月間走行距離182km
年間走行距離4618km
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